酢ろぐ!

カレーが嫌いなスマートフォンアプリプログラマのブログ。

Windowsストアアプリではプライバシーポリシーを明示的に表明していないとリジェクト(要件4.1)されてしまうのでどう対策すべきか検討しました

現状、アプリケーションマニュフェストでデフォルトでチェックが付いている機能「インターネット(クライアント)」が有効なまま、ストアアプリの審査に出した場合、リジェクトされることが判明しています。

(2012/10/1 追記)「インターネット(クライアント)」が付いていなくても、要件4.1を理由にリジェクトされることがあるようです。

キッカケ


プライバシーポリシーのサンプルが欲しい!

Twitterで上記の通り、個人で要件4.1のプライバシーポリシーに対応するお手本が欲しいという話をしていたら、先人たちの手によって開拓された内容を教えてもらうことが出来ました。

注意:あくまでも上記で紹介しているのはあくまでもサンプルだと思ってもらった方が良いと思います。全てのアプリケーションで適用できるわけではありません。

僕も次回インターネット接続するアプリケーションを開発する場合には利用させて頂こうと思います。

結局、何が必要なのか?

インターネットアクセスだけではなく、URLをクリックしてブラウザを立ち上げる場合にもプライバシーポリシーが必要になりそうです。

プライバシーポリシーの表示は、設定チャームからにプライバシーポリシーの項目を作成して、「MetroStyleApp入門 vol29.アプリからブラウザを起動する | 眠るシーラカンスと水底のプログラマー」で紹介されている方法で表示させるのが一番簡単な対応方法だと思われます。

要件4.1への疑問・懸念

結局のところ、どのアプリケーションが個人情報を収集・利用しているか判定する方法がないので、インターネット接続を有するアプリケーション全てがリジェクトの対象になっているのだと思われます。

要件で書かれている内容とリジェクトされる理由が、ミスマッチなのが問題なんですよね。「すべてのインターネット接続をアプリケーションにプライバシーポリシーを表示させる機能を有すること」と書いてもらえればリジェクトする人を減らせる気がします。

もっと言うと、WebClientやHttpWebRequestなどのインターネット接続をおこなうAPIを使っていなければ、リジェクト対象にしないで欲しかったかな……。