神奈川県のパシフィコ横浜にて8月25日より27日の3日間開催される、Microsoft社がワールドワードで展開している最大級の技術コンファレンス「Microsoft Tech・Ed Japan 2010」に参加してまいりました。僕にとっては初めてのTech・Edへの参加となります。
やはり、携帯アプリ系技術者を名乗っている立場上(名乗ったことあったっけ?)楽しみにして参加したのは、Windows Phone 7とWindows Mobile 6.5.3(Windows CE 5.x系) の直接的な後継にあたるWindows Embedded Compact 7(Windows Embedded Handheld)についての話題です。
とは言っても、実機が世の中に出ていない状況を鑑みて、Windows Phone 7のセッションはないと聞いていたので、ぶっちゃけ高橋忍さんのセッションと小野寺さんのLTを聞きに行くのがメインの目的でした。
また帰宅したらきちんと書きます。
基調講演(キーノート)
Microsoftの掲げる未来像のPVから始まり、クラウドへ。やっぱり今回はWindows Azureがメインテーマになっているので、Windows Azure、SQL Azureの話が中心。あとは、パブリッククラウドやらプライベートクラウドやら。
クラウドを利用した利用実績、IE9、Windows Phone 7と、Microsoftの新機軸の話題。大場さんが言っていましたが、日本のMS社員もWindows Phone 7の実機をあまり見る機会がなく、日本にも数台しか入ってきていないのでは?とのことでした。
BOF-01
ランチを食べながらの丸山先生のセッション。
T1-307 Windows Azureを使うスケーラブルなアプリケーション構築
最前列は駄目ですね。画面を見上げる形になってしまって、メモを取るのとセッションを見るのが同時進行でできませんでした。なので、メモが途切れ途切れになっちゃっています。
スケーラブルなアプリケーション開発では何が重要かというと、どこにどんなボトルネックがあるかを知るということ。
- Intellitraceを使う。 http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dd572114.aspx
- http://msdn.microsoft.com/ja-jp/magazine/ff714590.aspx
- 大体の精度でレイテンシの調べ方。SQL serverで日付型を取得する時間を調べる。ローカル環境を基準にすると、シンガポールは5倍。アメリカは更にその倍位。
- 「パフォーマンスとスケーラビリティの向上」は必読とのこと。http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dd162296.aspx
- スケールアウトは自動で行う方法はいくつかある。スケールアップは自動で出来ないのか?と聞かれると、バージョンアップの方法によっては可能かもしれない。
- スケーラブルを考える上には、まずはアプリケーションの特性を調べることから。
Attendee Party
Attendee Partyが何かというのを知らなかったので、とりあえずスルーして東京の知り合いたちと飲みに行く予定を入れていました。次回は参加したいですね。